CostCenterがProfitCenterの足を引っ張ってどうする。
己の使命と立ち位置と
単純な話、Writableな状態で記録メディアを弄ること自体がおかしいと思う。
証拠収集時点でReadOnlyにして、状態を固めないと「どうとでもなりうる」と思うんだけどな。それを手続的にも実態的には担保しないと、司法に対する信頼なんて確保できないと思うわけで。というか、よくも今までこんなやり方で通用していたものだと不思議に思うわ。
以前会社で国税庁の調査(※特に変なことをしたわけではなく、毎年来るやつ)に協力したが、1GBのメールデータを10枚のFDで持ち帰ろうとしていたのには驚いた。役所はやっぱりITに弱いのか。
あとはは「私物PCで証拠FDの中を見た」あたりに、情報セキュリティ上の脆弱性というか、甘さが見える。証拠物件のデータを何らかの形で情報漏洩させたときのインパクトは計り知れない。
■証拠の記録メディアをWritableで触れる状態にする不用意さ
■セキュリティ状態を担保できない私物PCの使用を容認する危うさ
の双方とも大問題である。
10年後も20年後も今と同じ仕事ができる奴なんてほぼいないと思うんだけどな。
新領域を開拓せず、役職相応の職責を果たさず、仕事の幅を自分で絞っているような奴に、「未来」なんてあるんだろうか。
国語力。
ワケノワカンネー電子メールを書いてくる奴の国語力スキルが底上げできたときの業務効率化インパクトは、相当なレベルだとの確信がある。
「自分の責任の範疇で確認できること」「自分の責任の範疇で確認すべきこと」を、いちいち他人に振る奴がいる。普通に……というか、俺流でいうと、
1.事象から原因を推測する
2.原因が推測どおりかを確認する(=ここは『人に聞く』領域)
3.原因を見据えた上で事象への対策を練る
で、1.→2.→3.の順となるのだが、如何せんソイツは「推測」「帰納的思考」というやつができないんだな。単純に「この事象は何故起きますか?」「困っているので何とかしてください」という聞き方ばかりしてくる。直接問い合わせ先が別なことが明白なのに、第三者であるこちらに振ってくる場合すらある。そんなとき、こちら(=複数)からすると、「何故それをこっちに聞いてくるわけ?」となってしまう。
立場柄、無碍にはできないので然るべき対応をするが、業務遂行上は単なるオーバーヘッドである。しかも聞いてくるのが管理職だったりするからなお困る。よくそれで管理職に就けるよなぁ……と、違った意味で感心してしまう。そうか、逆に考えるんだ。そんなんでも管理職にはなれるんだな(違)。
もちろん、個々の能力・スキルというものは年齢や役職、果ては個人毎に異なるので、万人にハイレベルな内容を求めるのは誤りだ(それはこちらとしても困る)。が、Common Levelというか、ある一定水準の判断力・認識力は一般に求められて然るべきである。立場や役職に応じてそれが求められるのは会社組織としては当然のことだ。足りなきゃ能力開発とかでレベルアップしろ。まぁ多くは語るまい。とにかく、立場不相応に「分かってない」奴が少なからず居るのだ。
ぶっちゃけ、「足りない」おっさんよか、派遣のおねーちゃんの方が能力的にスゴいと思える節が少なくなかったりするのは事実。同じ業務領域に関しての話でも、「わからんちん」な管理職と会話しているときより、「仕事がデキる」派遣のおねーちゃんと会話しているときの方がインテリジェントさは上なのである。
これ、ぶっちゃけ「ある年代」に属する管理職に多い話、なんだけどな。