■残業時間の削減
ではなくて、
■無駄な管理業務の排除
■「作業」の省力化(=「検討」に全力を注げるように)
■中長期観点での人材配置・育成
なのではないのか?
近視眼的にその場限りの対策を講じたところで、のちに破綻するのは分かり切っていることなのだから。
見るがいい。現状は「失われた10年」に手控えた新卒採用の「穴」のツケを若手が支払っているに過ぎないのだ。
■残業時間の削減
ではなくて、
■無駄な管理業務の排除
■「作業」の省力化(=「検討」に全力を注げるように)
■中長期観点での人材配置・育成
なのではないのか?
近視眼的にその場限りの対策を講じたところで、のちに破綻するのは分かり切っていることなのだから。
見るがいい。現状は「失われた10年」に手控えた新卒採用の「穴」のツケを若手が支払っているに過ぎないのだ。
■ITインフラ整備と連携が取れていない情報セキュリティ施策
と、
■ITインフラ費用削減
が、両立するわけがなかろう。
施策策定側が無策なせいで、ITインフラに掛かる費用は上昇の一途。この上昇を抑止するため……なのだろうが、現場のコストアップは「上」の無策っぷりに振り回されている結果に過ぎない。もし真にコスト削減を実現したいなら、この現実を直視し、然るべきアクションに繋げるしか方法はない。
最大の問題は、このことに気づかない、言っても分からない、そういう連中が「上」にひしめいているという現状である。「責任を取れない責任者」「成すべきことをしない役職者」が多すぎるのだ。
いくら管理統制レベルを上げたところで、それを回す人員に
■問題を問題として認識できる能力
■倫理観
■常識的感覚
が適切に備わっていなければ、そのレベルの維持などできようはずがあるまい。
自分の目と鼻の先に問題を抱えていながら、現場に高説を垂れる資格などありはしないのだ。
何遍も言わせるな。
ITインフラ整備とリンケージしてない情報セキュリティ施策をブチ上げるんじゃねーよ、と。
インフラ整備を伴わない情報セキュリティ施策は実効性に欠ける。ネットワーク、ハードウェア、ソフトウェア、そして、 導入に必要な技術情報、運用情報の開示。これらはもはや一体不可分であり、情報セキュリティ施策のみの推進、ITインフラのみの推進というものはもはや有り得ないのである。悲しいかな、このことを理解している者が社内ITストラテジー統括部門に少ないのが実情。大企業のクセに何とも情けない限りである。
俺ならITインフラに疎い奴には情報セキュリティ任せないし、情報セキュリティに疎い奴にはITインフラ任せたりしないね。この先どうなるかはわからないが、人材育成をする立場に回ったならば、そのあたりをきっちり教え込んでいきたいと考えている。
「社内ITストラテジー2.0」を回していく立場に必要なのは、一芸に秀でたエキスパートやスペシャリストの能力ではない。全体を俯瞰し、想定される状況から先手を打つことができる、本当の意味での「戦略家」である。
っていうか、今回りにいる「エキスパってる連中」ってのは、みみっちぃ考え方と狭い視野しか持たないから「使えない」んだよな……。
今のことしか考えることができない者が管理職(しかも年配)に多いという不運。
短期的なコスト抑制策の繰り返しが長期的な人材不足を招くことに何故気付かない?
そうやって散々会社を食い散らかしてボロボロの状態で俺らに引き継がせるつもりですかそうですか。
いつか報いが来ることだろう。