今年分のNISA枠が締まったので、内訳を見せびらかしてみる。今年度枠、使ったのは8割。2014年度は結果的に「優待+配当で美味しい株」メインで運 用。来年売却の仕込みで買ったいちごHDとJX以外は優待付き。優待と配当を貰いつつ、全体での損益率は+18%、ホールド目的4銘柄だけでの損益率 は+25%だから、十分に合格点だろう。
2014年NISA運用実績
TOKAIホールディングス株
今回見つけた掘り出し物銘柄。
今年3月に325円/一単元(100株)を優待目的で購入。
・年間配当1,200円(半期600円*2)
・株主アンケートでWAONに交換可能な自社ポイント1,000円分
・水宅配サービス3,500円分(半期1,750円*2)
前から定期配送のウォーターサーバーを使ってみたかったのだが、初期費用無料でかつ株主優待が活用できる、ということで、ここのサービスを利用し始めた(3,600円/月、12Lボトル2本+サーバーレンタル代100円)。で、優待をその宅配に充当できる(1,750円=12Lボトル1本)。またTOKAIホールディングス配下のサービスを使うと、WAONに交換可能な自社ポイントが貰えるようになる。
諸々を合計すると、
(1,200+1,000+3,500)/32,500=17,5%
と、現時点では驚異の実質利回り17,5%。わお。これは美味しい。
もちろん株主アンケートは継続の保証はないんだろうが、配当+株主優待だけでも実質利回り14,5%なので、これだけでもインカムゲインとしては申し分ない。美味しい水好きの運用目的銘柄としては優秀と言えるだろう。
ITサービス優待が美味しい株
1.GMOインターネット
今年12月末確定分からちょっと内容変更。株主向け割引つきモバイルデータ通信(たぶんEモバ and/or WiMAX)が新設され、オンラインポイント2,000円分の代わりに通販優待クーポン500円*4になる。足回りにモバイルデータ通信を使い、ドメイン維持に商材利用権5,000円を使うのがお得。
2.フリービット
春に株式分割をやっているが優待の記述が未更新のままになっている。単元株所有でUBICプラン(メールサービス)/ServersMan@Disk(10GBストレージサービス)が1年間無料(各210円*12ヶ月)。UBICプランはもともと旧Isao.netのメルアドの承継・維持で使っているし、ServersMan@DiskはServersMan@VPSにマウントできるので、株主優待でメールサービス無料化+ServersMan@VPSストレージの10GB増強ができることになる。優待内容に変更がなければ、これは非常に美味しい。これで490円の3G SIM(100kbps)も無料になれば最強なんだけどなー。
今月がBIGLOBE WiMAX(年間契約)の更新月で、GMOインターネットの株主優待を利用して「とくとくBB」のWiMAXに乗り換えるつもり……だったんだけど、
渡りに船……な話と思いきや、これは最速で2013年4月利用開始くらいのサービス。「とくとくBB」のWiMAXは「2年縛り」で途中退会の違約金が非常に高額(16,000円くらい)なので、いま乗り換えるのは非常にリスキー。既存ユーザーの株主優待プランへの移行パスが設けられるかもだが、その保証は今のところどこにもない。
対応策はこんな感じ。
①BIGLOBE WiMAXを一旦退会、月契約で契約し直し、半年凌ぐ
②BIGLOBE WiMAXを年契約で継続、半年後に違約金を払って途中退会する
③違約金なしのドコモMVNOな3Gをルータ(別購入)で使う
「月額料金を上げる」「年契約で違約金を払う」「WiMAXを一旦やめる」の3択かな、と。③は半年凌ぐ用途でルータを買う時点でアウト。①は月額大体プラス1,000円、②は月額維持で半年後に違約金が5,000円くらい。
……あぁ、②が最安なのか。意外な感じ。万一「とくとくBB」プランが乗り換えに値しない(※可能性としては非常に低いが)場合のリスクヘッジにもなる。これで行くか。
しかしまー、GMOインターネットの株主優待もドコモMVNOも「知らないと大損」な話。よく「何でそんなこと知ってるの?」と言われるが(汗)。
業績不振で減給スタート。
減給分をカバーするとすれば、大きくは
①出費の節約節減を強化する
②不労所得増で減給分を賄う
のどっちか or 両方になる。平時から特に無駄遣いはしていない(つもりな)ので、「消費行動」という意味での①の効果は正直大きくは見込めないし、ぶっちゃけ「実入りが減ったので使うの減らします」だけでは正直つまらない。収入が減るから消費を削るのは至極アタリマエではあるが、方向的には「他で穴埋めする」という、攻めの論理で対応したい。
というわけで、注力したいのは②。株式投資をアグレッシブに行うことを既に実施済みで、実のところ、今年の減給分の2/3は既に穴埋めの目処が立っている。
あとは①に近いけど、節税か。幸い日常のキャッシュフローには困っていないので、手取りが減っても構わないから、持株会や財形、確定拠出年金で天引きされる分を増やし、給与控除を増やすことで節税効果を狙う……というもの。ま、どの程度意識的に節税できるかはちょっと調べてみないと判らないが。
減給されたがゆえに意図的に手取りをさらに減らしてみる……という、ある意味で逆説的な行動に出ることになる(笑)。